日本の金利の低さは、もうだいぶ以前からの話ですが、
新型コロナウイルスの蔓延で、世界的にも金利が
低下しているようです。
貯蓄では資産形成ができないことは、
もはや周知の事実。
そこにコロナ禍が重なって経済が停滞しているいま、
「投資」による資産形成は必須だと言えるかもしれません。

少なくとも、なるべく若いうちから
投資の勉強をしておいたほうがいいわね

はい。投資、とくに長期投資は基本を押さえれば、
若い世代でも女子でも取り組めると思っています
投資の勉強のメリットは資産形成だけでなく、
経済や社会、世界情勢にも敏感になること。
たとえば、‘20年6月4日付 日本経済新聞に
こんな内容が取り上げられていました。
コロナが招く「金利の死」とは
‘20年6月4日付 日本経済新聞の記事によると、
世界主要62カ国の10年国債利回りを調べたところ、
48%に相当する30カ国が1%未満だったそうです(12日時点)。
その中でマイナスが10カ国、0%台が20カ国です。

アメリカもコロナ後にまた金利を下げたし、
FRBのパウエル議長は2022年までゼロ金利政策を
維持すると発表したばかりよね

2010年まで1%未満は日本のみだったのが、
いまや世界中で「日本化」が進んでいるということです
嬉しくない「日本化」です。
元日銀総裁の福井俊彦氏によれば、
「1%というのは、金利機能が働く最低レベルの金利」
ということです。
金利は企業淘汰を通じて経済の新陳代謝を進めたり、
財政悪化やインフレを察知して警告を発したりします。
この金利機能が働かなくなる「金利の死」が、
世界の主要国の約5割に広がっているのですね。
この「金利の死」の副作用は、
年金基金や保険会社が株式や低格付け社債など
リスク資産を増やさざるを得なくなり、
運用が不安定になりやすいことがあげられます。
銀行の収益も低迷し、長い目で見ると
金融機能の維持にも疑問符がつきます。
もちろん、私たち一般庶民の資産も増えません。
年利が7%を超えるという夢の時代があった
2020年6月現在、日本の「国債」の金利は
0.05%(年率)です。普通預金の金利は0.001%、
1,000万円以上の大口定期10年でも0.002%。
1,000万円を10年預けても、
税引き後に利息は1,595円しか付きません。

ふざけてんのか、ゴラァ!(←まあまあ、落ち着いて)
かつては日本も、定期預金の金利が7%を超えていた
驚きの時代があったんですね。
「ガベージニュース」さんからグラフをお借りしました。
こちらが、ゆうちょ銀行の定期預金。1975年に7.500%、
1990年に6.080%という大変うらやましい数字です。
通常預金でも4.800%もあって、びっくりです。
この時代ならいざ知らず、現在の金利では
老後2000万円不足問題も、年金受給問題も解決しません。

あたしたちは自分の力で、なんとかしなければ
ならないのね!(←にゃんこのクセに前向きだな)

老後2000万円不足問題以降、証券会社の口座を
開設する人が増えているといいます。
コロナショック以降も、増加傾向にあるそうです
ただし、きちんと勉強・理解しない投資は危険です。
資産形成どころか、大事なお金を失うことにもなりかねません。
ぜひ、以下で紹介している3冊の本から
勉強してみてください。マンガ形式で
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そしてもし興味を持たれたら、このブログの
「投資のキホン」から読んでいただけると嬉しいです。

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