手に入りにくい外国株式の一次情報が
日本語でわかりやすく入手できる
「モトリーフール・ジャパン」に、
今回も興味深い記事が載っていたので
ご紹介しますね。(*´ω`*)

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はい。初心者の勉強にもおススメです!
では、その理由を見ていきましょう。
推定3300万人失業にも関わらず株価は上昇
【現状分析】
① 33日の間に、S&P500は史上最速の下落スピードで34%もの下落。
(以前の弱気市場で30%下落するには11か月近くかかった)
② 新型コロナウイルスの蔓延で、私たちは前例のない
経済の停滞を目の当たりにしている。
③ 過去7週間の新規失業保険申請件数によれば、
推定3300万人が失業している。
こうした現状にも関わらず、株式市場は大幅に上昇。
テクノロジー企業が多いナスダック指数は、
年初の水準を上回っているほどなのです。
こうした点から、「モトリーフール編集部」は
「現在の状況は弱気市場の中での反発。
株式市場の暴落が起きると確信している」
と述べています。

確信している…大胆に言い切ったわね

マーケットの動向は読めないと言われる中、それがホントなら、
灯凪田テイルも買いたい銘柄があるんだけどなぁ
相場の急回復を説明できる理由は何か
それでは現在の相場の急回復は、なぜなのでしょうか?
「モトリーフール編集部」が考える
その理由を見てみましょう。
【相場急回復の理由】
① 多くの州が知事による自宅待機命令を受け、
重要ではない事業が閉鎖されている。
そのため、ここ数週間の感染者数は横ばいになっている。
② 連邦準備制度が無制限の量的緩和米国経済を支援することを表明。
③ S&P500の大企業はマーケットの第1四半期決算の
事前予想を圧倒的に上回っている。
④ 投資家の感情は、短期的な価格変動を促進する傾向がある。

なるほど。3月に株式相場が急落したけど、
FRBや政府の素早い対策と対応でリバウンドしたのね

モトリーフールは、投資家の過剰反応が
正常化したのではないかって言ってるわね
【核心】2番底が来るだろうという理由
それではいよいよ、株式市場が
2番底を付ける可能性についてです。
「モトリーフール」では、
以下の5つを理由として挙げています。
米政府の刺激策は誤った希望を与えている
現在、多くの人が政府から給付金を受け取っています。
失業給付金は、週当たり600ドルです。
でも、2,200人の給付金受領者あの74%は、
失業給付金が4週間以内に終了することを理解しています。

そりゃそうよね。FRBやアメリカ政府だって、
無限の財力じゃないわけだから
制限解除でもビジネスアクティビティはすぐに回復しない
緊急事態宣言が気解除されても、
ビジネスを通常の状態に戻すのは難しいです。
アメリカでは州ごとに再開の扱いが異なるため、
仕事にすぐに戻れない3,300万人もの失業者が
5月、6月、7月になるまで存在する可能性があります。

ワシントン州のレストランなど、
閉鎖される可能性もあるそうです

ソ―シャルデイスタンスを考慮した営業では
これまでより入店客を少なくしなきゃいけないしね
2回目の感染爆発の可能性
これはアメリカだけではありません。
感染の第2波、第3波のリスクは、
日本も含め世界中の国であります。
ウォール街は第2四半期の利益基準を設定できない
通常、上場企業は売上と利益の見通しを発表します。
でも第1四半期以降は、大多数の企業が
2020年の見通しを発表していません。
このためウォールストリートは、企業が発表した
見通しに基づく予測ができません。
投資家は、何を基準に株を買えばいいのでしょうか?
FRBは景気後退を防ぐことはできない
FRBの無制限の量的緩和は、
企業にとってはメリットです。
でも消費者行動はどうでしょう。
これまでのように気軽に家を出て、
何事もなかったかのようにお金を
使えるでしょうか?

失業してたり、今後に不安があったりすれば、
むしろお金は使えないわね

企業だって倒産がこれから増えてきそうだし。。。
もう一度【結論】を確認
以上のような状況と理由から、
「モトリーフール」では、
2番底への準備をすべき十分な理由があると結論づけています。
そして
「長期保有株式については売るつもりはない。
2番底に備えて現金を確保している」
さらに
「少量ではあるが、株式を購入する」
と述べています。
ただし、これは全ての人にお勧めするわけでは
ないと言っています。

投資はあくまでも自己責任ということね

はい。生活防衛資金を確保した上で、
くれぐれも余剰資金で行いましょう
急な市場の変動に慌てないためにも、
ゆとりと十分な学びによる知識、
経験を大切に投資を続けたいと思います。
投資の学びに役立つ専門誌から
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