コロナ・ショックで株価が下落。
この機会に、ドル転をして、米国株式やETFの購入を…
と考えている方も多いのでは?

ドル転からの「外貨決済」と「円貨決済」では、
どっちがおトクだったんだっけ?

はい。それはこちら↓の記事にまとめてあるので、
良かったら読んでください

もう外貨決済と決めている方は、話を先にすすめますね。(*´ω`*)
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ドル転で【指値注文】ができるのは住信SBIネット銀行
改めて確認ですが、ドル転には手数料がかかります。
楽天証券、SBI証券、住信SBIネット銀行の手数料は以下の通り。
楽天証券 円⇔ドル 25銭
SBI証券 円⇔ドル 25銭
住信SBIネット銀行 円⇔ドル 4銭
100万円(1ドル=100円として換算)の場合の手数料は、
楽天証券とSBI証券が2,500円、住信SBIネット銀行が400円と、
2,100円もの差があるんでしたね。
詳しくは以下から。


でも住信SBIネット銀行で一度ドル転してから
SBI証券に移して米国株やETFを買うのが面倒な人もいるわよね

そんな方は直接、楽天証券やSBI証券で購入する場合もあると思います
でも!ちょっと待ったぁ~~!
少しの手間を惜しんで、円安ドル高のときにドル転していませんか?

どういうこと?
ドルが110円のときと、100円のときでは
購入できるドルに違いが出ますよね。
ドル110円のときに1万ドル分ドル転すると、110万円必要です。
ドル100円のときに1万ドル分ドル転すると、100万円ですみます。

あら、結構な差がある

だから、ドル転するにも【指値】ができるかどうかを
重要視する方も多いと思います
結論から言いますね。
楽天証券 → 【指値】ができない
SBI証券 → 【指値】ができない
住信SBIネット銀行 → 【指値】ができる
です。(*´ω`*)
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住信SBIネット銀行で【指値】によるドル転をする方法
では、本当にそうかスクリーンショットを参考に見てみましょう。
1) 住信SBIネット銀行でドル転【指値注文】の方法
2) 楽天証券でドル転【指値】ができないことの検証
3) SBI証券でドル転【指値】ができないことの検証
1)~3)を順番に見ていきましょう。
住信SBIネット銀行でドル転【指値】の方法
住信SBIネット銀行のホームページへ行き、ログインします。
(口座を開設していない場合は、SBI証券とセットで口座開設しておくと便利です)
①「商品・サービス」をクリックすると以下の画面が現れるので、
②「外貨預金」をクリックします。
次の画面で、①「為替チャート」をクリックすると、
以下の画面が出ます。
ここで、米ドル/円の②「買付」をクリックします。
以下の画面で必要な項目を入力しますが、
注文方法で「リアルタイム」「指値注文」「複合指値(IFD)」
「複合指値(OCO)」となっているので、「指値注文」を選びます。
「複合指値(IFD)」とは
2つの指値注文を同時に出し、1つめの注文が成立したら、もう一方の注文が有効になる注文方法です。「買付後売却」・「売却後買付」があり、それぞれ指値・逆指値を指定できます。
「複合指値(OCO)」とは
2つの指値注文(第1注文と第2注文)を同時に出し、一方の注文が成立したら、もう一方の注文は取消になる注文方法です。
買付と売却、買付と買付、売却と売却の組合せがあります。
住信SBIネット銀行が提示する為替レートが、顧客が指定した取引条件に到達したときの当該為替レートが適用為替レートとなります。
次の画面では、注文方法が「指値注文」になっていることを
必ず確認してください。
ボタンの反応があまりよくないため、「リアルタイム」に戻ってしまうことが
あるので要注意です。「リアルタイム」のままだとその時のレートで
約定してしまい、考えていたのより高値で購入してしまうことがあります。

一度、失敗しそうになったのよね

はい。いきなり約定へのカウントダウンがはじまって、焦りました。
強引にHPを閉じて、事なきを得ました。。(;^ω^)ッ
カウントダウンは「確認」を押すとすぐにはじまるので、本当に要注意!!デス。
赤丸の買い付け金額、有効期限に希望の額と日時を入れて、
パスワードを入力、一番下の「確認」ボタンを押します。
次に確認画面が現れるので、よく確認をして
OKならば、また一番下の「確認」ボタンを押します。
これで、OKです。
楽天証券でドル転【指値】ができないことの検証
楽天証券で、本当にドルが安いときに購入しておく
ドル転【指値注文】ができないかを確認してみましょう。
まず楽天証券のホームページに行き、ログインします。
①「債券・他の商品」をクリックし、②「外国為替」を選ぶと、
以下の画面が出ます。
③「USD/JPY」の「買い」を選びます。
次に出てくるのが以下の画面です。
どこにも【指値注文】の文字がありませんね。
この下に、こんな注意書きがあります。
外国為替取引の注文は、10時または14時のそれぞれ10分前まで。
各営業日の10時及び14時の適用為替レートが用いられます。
とありますね。つまり約定したときに、
万が一、ドルがぽ~んと上がってしまったら
高値で買ってしまうことになります。

購入価格がわからないって怖いゎ
ちなみにドル転をしなくとも直接、海外株式やETFを
「円貨決済」で購入することができます。
この場合は、株式やETFの【指値注文】はできますが、
ドル/円はそのときのレートになります。
また25銭の手数料もかかっています。
SBI証券でドル転【指値】ができないことの検証
SBI証券もシステムの全体は、楽天と同じですが、
注文画面が違うのでご紹介しておきます。
SBI証券のホームページに行き、ログインします。
①「取引」から②「為替取引」を選びます。
する以下の画面が出るので、③「米ドル」を選び
「注文入力画面」をクリックします。
次のような画面が出てきますが、
楽天証券と同じように【指値注文】の文字が見当たりませんね。
この画面の下に、やはり注意書きがありました。
SBI証券の場合は、前営業日の15:00~当日の10:00までの注文は
当日10:00の提示レート、10:30~14:30までの注文は当日14:30までの
為替レートで約定するとのことです。
SBI証券も、ドル転をせずに海外株式やETFを直接購入する場合は、
「円貨決済」を選べば、楽天証券と同じように購入することができます。
まとめ
ひと手間を惜しまず、手数料の安さやドルが安いときに
【指値注文】で購入しておくことを重視するなら、
住信SBIネット銀行&SBI証券を活用するのがおすすめです。
それに、意外に手間ではありませんよ。(*´ω`*)
すぐに慣れると思うので、トライしてみてください。
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