中国をはじめアジア中心と思われていた
コロナウイルスの拡大が欧米へと広がっています。
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アマゾン・フェイスブックが在宅勤務指示
3月5日ロイター (楽天証券ニュースまとめ)
アマゾン・ドット・コムとフェイスブックは5日、
米ワシントン州シアトル地域の従業員に対し、在宅勤務を勧告。
同地域では新型コロナウイルス感染が拡大しており、
マイクロソフトが既に在宅勤務を導入。
シアトル地域では4日時点で、新型ウイルスの感染者が39人、死者が10人。
シアトルに本社を置くアマゾンは、今月末まで在宅で勤務するよう社員に指示。
同社では3日、社員1人に新型ウイルスの陽性反応が出た。
フェイスブックも5日、シアトル支社の契約社員1人が感染したことを公表、
9日までオフィスを閉鎖すると発表。
米疾病対策センター(CDC)は5日、新型コロナウイルスの感染者数が
疑い例も含め約150人に達したと発表。
4日午後4時時点で、中国湖北省武漢やクルーズ船
「ダイアモンド・プリンセス」からの帰還者を除く国内の
感染者数は99人。同帰還者の感染者数は49人。
米サウスウエスト航空が午後の取引で4%安。
新型コロナウイルスの影響で、第1・四半期の営業収入に
最大3億ドルの影響が出るとし、収入見通しを引き下げ。
米航空株は軒並み大幅安。ユナイテッド航空は7%超、
アメリカン航空は約10%、デルタ航空は約7%下げた。
サウスウエストによると、新型ウイルスの影響でキャンセルや
旅客減少が急増。営業収入への影響は2億─3億ドルになる見通し。
英国で5日、新型コロナウイルス感染による国内初の死者を確認。
主席医務官によると、死亡したのは高齢の患者で持病があった。
国内で感染したとみられ、感染源の特定作業が行われている。
英国ではこれまでのところ115人の感染を確認。政府は経済への
影響に対する配慮から大規模集会の禁止等の措置は打ち出していない。
クリス・ホイッティ主席医務官(CMO)は英国は感染拡大阻止に向けた
4段階の対応策のうち第2段階に移行すると表明、
「感染拡大のスピードを遅らせる」段階に入っていると指摘。
英金融大手HSBCはロンドン勤務の従業員1人の感染が確認された
ことを受け、同じ部署で働く約100人の従業員を在宅勤務、
もしくは自宅待機とした。欧州金融ハブのロンドン大手金融機関で
こうした事態が発生するのは初めて。
世界の金融規制当局は、金融機関で新型ウイルスの感染が拡大し
従業員が勤務できなくなった場合、通常のトレーディング業務に
支障をきたし、市場で流動性問題が発生する恐れがあると懸念。
欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の金融機関に対し、職場での感染防止や
必要時の大規模なテレワーク(在宅勤務)など業務継続計画を点検するよう
指示したことがロイターが入手した文書で明らかに。
イタリアのウニクレディトがドイツとイタリアでそれぞれ1人ずつ
従業員の感染が確認されたこと受け、一部の従業員を自宅待機。
米JPモルガンはニューヨークとロンドンのトレーダーを複数の場所に
分散させることが社内メモで明らかに。
米ゴールドマン・サックスはロンドン南部のクロイドンのバックアップ施設が
利用できるか確認しているほか、スペインでは大手銀のBBVAが
感染拡大に備えトレーダー最大100人を首都マドリードから郊外に移した。
英航空のフライビー・グループが経営破綻
https://www.cnn.co.jp/business/35150353.html より抜粋
英国の格安航空会社フライビーが5日に経営破綻、
新型コロナウイルスの打撃で破綻した企業として業界内で初めて。
1979年に創業したフライビーは、イングランド南西部のエクセターに
拠点を置く。主要路線として英国と欧州を結ぶ便を運航している。
一時期は欧州における民間の地域航空会社として最大の規模を誇り、
200以上の路線を運航。年間利用客は800万人に達していた。
国際航空運送協会(IATA)は5日、新型コロナウイルスの感染拡大が
世界中で継続すれば、航空会社各社は1130億ドル(約12兆円)の
収益を失うことになるとの予測を発表。2週間前の予測では
300億ドル程度の減少に収まると述べていた。
IATA幹部はフライビーの破綻に触れ、各国政府が早急に
航空会社の支援に乗り出す必要があると主張。
「ほとんど前例のない危機」だとの認識を示し、
欧州諸国で航空路線を守るための対策が必要だと語った。
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まとめ
暗いニュースばかりでスミマセン。m(__)m
でも、この時期だからこそ世界のニュースに
敏感になっておきたいと思います。
旅行観光業界、航空業界、金融業界にまで、
コロナウイルスの影響は世界規模で広がっています。
なにがトリガー(引き金)になるかわかりません。
ベテランも初心者も冷静に投資を維持したいものです。。。