3回にわたって続けてきた米国ETFの特徴比較も、
取りあえず今回でひと段落となります。
1回目 米国ETF10銘柄比較!

2回目 米国ETF高配当型3銘柄比較!

3回目 米国ETF人気5銘柄比較!


今回は、債券型として知られる
BND とAGGの2銘柄ね?

はい。では、早速いってみましょう
債券型ETF・BNDとAGGの特徴
債券は、投資商品の中でも比較的
リスクが少ないことで知られています。
また債券型ETFのBNDとAGGは、
毎月分配金が支払われるのも魅力ですね。
それぞれの特徴を表にしてみました。
歴史はAGGの方が長く、構成銘柄はBNDの方が幅広く分散投資されています。
また経費率や分配利回りは、僅差と言ったところでしょうか。
トータルリターンも、とても似ていますね。
※バンガード社 銘柄比較ツールを使用
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銘柄構成比と格付
次に名柄の構成比ですが、どちらも債券が
90%を超えています。
※バンガード社 銘柄比較ツールを使用

さすが、債券型と言うだけあるゎね

では、その債券を構成する銘柄はどうでしょうか
ともにAAAが66.24%、72.38%と高い比率ですが、
米国政府や財務省が投資先だと考えると
格付が高いのはあたりまえですね。(*´ω`*)
債券型は暴落時も安心か?
BNDもAGGも、リーマンショックの時でさえ
5%程度の暴落で、回復も早かったそうです。
では、実際にこの2銘柄のチャートを見てみましょう。
赤で囲ったところがリーマンショック時です。
※yahoo finance 比較ツール使用

あれ?暴落してる。。。
はい、たしかにガクッと落ちていますが、
これを同じ米国ETFのVTI、高配当ETFのVYMと
比べてみるとどうでしょう。
※yahoo finance 比較ツール使用

わ、安定してる。。。
同じく赤で囲ったところがリーマンショック時です。
こうして比べてみると、BNDとAGGの変動の少なさが一目瞭然ですね。
ただ、成長率から言うとVTIがダントツです。
やはり高配当のVYMはVTIに敵いません。
また、毎月配当があるBNDとAGGは、
インカムゲインは狙えますが、成長と言うキャピタルゲインの
恩恵は受けにくいのですね。
ポートフォリオを組むときは、
これらETFのそれぞれの特徴を生かして
組み合わせたいですね。

債券型を組み入れようかと思っていたけど、
逆にVTIに心惹かれちゃった。(;´∀`)

暴落時のこともよく考えなさいよっ

はぁい(*´▽`*)
皆さんも、自分が安心できる、あるいは理想とする
組み合わせをよ~く考えて選んでくださいね。
少しでも参考になれば、嬉しいデス。(*´ω`*)