投資のキーワードの一つとして、
よく出てくる「ドル・コスト平均法」。
それってなぁに?
の初心者女子の疑問に答えます。

なるべくわかりやすく、具体例も入れたので
読んでみてくださいね
定額で、定期的に投資商品を購入する方法
「ドル・コスト平均法」とは、価格が毎日変わる金融商品を
一度に購入するのではなく、
一定額ずつ分けて購入することで
平均買付単価を抑える方法です。
たとえば積立投信などで毎月一定額を積み立てると、
価格が高いときには少なく、
安いときには多く買うことになります。
毎月一定量(口数)を買う方法よりも、
結果的に買い付け価格が平準化することになります。
価格が変動する金融商品は、たまたま価格が高いときに
一気に購入すると高値づかみをしてしまう可能性があります。
また時間分散によるリスク軽減効果も期待できるのです。
具体的に見て見ましょう。
ドル・コスト平均法 ケーススタディ
〈ケース1〉
Aさんは、運用時に12万円を全額投資。
Bさんは、毎月1万円ずつ1年間積み立てます。
投資額は同じ12万円。
1年後、ふたりの評価額はどのようになっているでしょうか。
Aさんが投資した12万円は、
1年後に半値の6万円に減少してしまいました。
Bさんが投資した12万円は、
約13.5万円に増加しています。
Bさんの評価額が増えた理由は、
約271株とより多くの株部数を取得できたことです。
〈ケース2〉
AさんとBさんの投資スタイルと投資額は、〈ケース1〉と同じです。
Aさんの評価額は約12万円と変わりませんが、
Bさんは約13.5万円に増加しています。
変動が激しい〈ケース2〉でも、Bさんは
積立投資を行うことで購入単価を平準化できています。
しかし、この「ドル・コスト平均法」が最適解でない場合もあります。
それはどのような場合でしょうか?
楽天トウシルの記事が参考になります。
ドル・コスト平均法の弊害
1) 機会損失の発生
たとえば手元に余裕資金120万円があった場合。
これを毎月1万円ずつ10年間投資するとしたら、
複利の効果がなかなか得られません。
自分が投資したい商品のチャートを見て、
比較的安値のときに投資するのはアリだということです。

「灯凪田テイルは、この方法で約500万円を
前日より安いと思ったタイミングでスポット投資しました。
5月連休明けから始めた投資は12月現在、
約63万円のプラスになっています。

もちろん、毎月積立も併用しながらよね?
詳しくは「運用実績✵公開中」で確認してくださいね。

2) 支払手数料の増加
ノーロード(購入時の手数料がゼロ)の投資信託などは
大丈夫ですが、買い付け時に手数料が発生する商品もあります。
この場合は、何回にも分けて購入すると、
その度に手数料を払うことになります。
また、楽天証券では「超割コース」「いちにち定額コース」の
2タイプの手数料システムから選ぶことができるので、
自分の投資スタイルに合わせて使いわけましょうね。
3) 一つの対象に対する集中投資によるリスク増加
せっかく投資するなら、Aの商品に全額よりも、
A、B、Cの商品にわけて投資する方が
「分散投資」の効果でリスクが抑えられます。
同じインデックス投資でも、日本国内、全米、全世界、
新興国など様々な種類があるので、以下から確認してみましょう。
