日本の株? 米国株式、新興国株?
投信信託、インデックス投資??
ロボアドバイザーに、FX、デイトレード???
iDeCoやNISAは聞いたことあるけど…。
一口に投資といっても、本当にいろいろあって
何からはじめていいいのか、
どれが大丈夫で、どれが注意が必要なのか、わかりませんよね。

投資商品一つひとつを検討するのは少し置いておいて、
まず、投資にはどんな種類、いえ、どんな性格があるのかを
見てみませんか?

性格の悪い投資を選ぶのは、
悪い男に引っかかるのと同じなのょ!

…かどうかはわかりませんが、大切なお金と将来をかけるのです。
慎重になって損はないと思いますよね!
投資には「ゼロサム・マイナスサム・プラスサム」ゲームがある
「なにそれ?」って思いますよね。
では、一つひとつ見て行きましょう。
1)ゼロサムゲーム
ゼロサム(zero-sum)とは、参加者全員の「利益」と「損失」の合計が
ゼロになるもののことです。
たとえばマージャンやポーカーなどは、勝った人と負けた人の合計が
プラスマイナスゼロになります。
例)Aさん2万円勝ち Bさん 1万円勝ち Cさん 3万円負け
2万円+1万円-3万円=0
為替の差益を取るFX、一日に株の売買を繰り返すデイトレードも、実はこれに当たります。
もちろんFXやデイトレードで億単位の利益を得ている天才的な人もいます。
でも約9割は負けている、と言われる厳しい世界です。
しかもかなりの長時間、チャートに張り付いて神経を尖らせていなければなりません。

なんか、恋愛も疎かになるし、ショッピングやゆっくりお茶なんて
時間も取れなさそうだし、勉強や仕事にだって支障をきたしそうね。

まぁ、そこまでのめり込んでしまうかどうかは人によると思いますが、
中毒性は感じるし。堅実に人生を楽しみたい女子には、
不向きな感じですよね。
レバレッジ(少ない資金で何倍もの取引ができる)をかけて、
10万円しかないのに100万円(レバレッジ10倍)の取引をして、
勝てればよいけど、負けたら90万円の損失。
ロスカット(強制決済)になってしまうこともあります。

自己破産したなんて、怖い話も聞くわね。
「ハイリターン」と「ハイリスク」は背中合わせだということを覚えておきたいですね。
それでも、自分は天才だと思う人は、無理に止めません。(*´ω`*)
2)マイナスサムゲーム
参加者のほとんどが負けるのが、マイナスサムゲーム。
代表的な例として、宝くじがあります。
しかも宝くじは「胴元」が約50%を取って、残りを購入者に還元するという
胴元ボロ儲けのシステムだって知ってますか?
還元率が100%にならないもの(宝くじの場合は胴元50%以上、購入者還元率50%以下)、
それがマイナスサムゲームです。
もちろん、1等に当選して何億もの大金を手にする人もいるので、
「夢を買う」と言う人もいます。

夢を買うことは、本人が納得していればOK。
実は、私も週に1回BIGまたはロト7を自動購入しています。(*´ω`*)

もちろん高額当選なんて、1度もなし。
最高で1万円が1回当たったことがあるわね
言い訳っぽいですが、ランチ1回をお弁当にする、で
それほど痛手は感じないです。( *´艸`)
パチンコや競馬、競艇もマイナスサムゲームです。
マイナスサムゲームの怖いところは、中毒性があること。
パチンコにハマって毎日通い続けたり、
借金してまで競馬や競艇につぎ込むなんて話も聞きますよね。
手軽でハマりやすい、そんなマイナスサムゲームには
お互い注意しましょうね。(*´ω`*)
3)プラスサムゲーム
参加者全員が利益を手にできる、プラスサムゲーム。
そんなものあるの?って思いますよね。
これが多くの金融の専門家や投資家が認める
アメリカを中心にした全世界へ投資する「長期投資」です。
この「長期」というのがポイントです。
アメリカは、多くの優秀な人材や富が集まり
GDP(国内総生産)も成長し続けています。
またアメリカはGDPを支える若い世代が、
いっそうの高齢化社会を迎える日本とは比べものになりません。
※出典:https://www.populationpyramid.net/
左がアメリカ、右が日本の2030年の予想データです。
20代から働き盛りの40代までの層の厚さが、一目でわかると思います。
さらに株価の推移では過去のデータを見ても、
ITバブル崩壊やリーマンショックを経ても、
アメリカ経済は復活し、成長し続けていることがわかります。
※NYダウは、世界経済の中心であるアメリカの代表的な株価指数です。
もちろん未来に絶対はありません。
けれども、この成長する市場に「長期」「分散」投資する。
参加者全員が利益を上げる可能性が高い投資、
それが「インデックス・ファンド」であり
「ETF」だと多くの専門家や投資家は声を揃えます。

灯凪田テイルも、そう思っています
さて、次回はさらに進んで、
個別の投資商品にはどんなものがあるかを
一緒に学んでいきましょう!