NISA(ニーサ)とは、毎年決まった非課税投資枠の中で投資でき、
配当金や値上がり益が非課税になる制度のことです。
2018年1月からはじまった制度です。
ん?わかりにくいですか?

つまりザックリ言うと、投資で出た利益が非課税になるということです

投資の利益には、通常20.315%の税金がかかるのよね?

maoちゃん、よく知ってるね。エライ、エライ!

これが、NISA・つみたてNISAなら0%(-非課税)でできるのね?

正解!ね、とってもお得な制度でしょ?
図解でわかるNISA入門講座
つみたてNISAと一般NISAの違い
NISAは2種類あります。
厳密には「ジュニアNISA」もありますが、
これは2023年末で終了が決まっているので
ここでは取り上げませんね。
では、2つのNISAの違いを以下の表で確認してみましょう。
NISAのはじめ方
「つみたてNISA」と「一般NISA(以下、NISA)」の違いは
なんとなくわかったでしょうか?
それでは、はじめ方を確認していきましょう。
1)「つみたてNISA」か「NISA」かを選ぶ
上の表で確認してほしいのですが、
選ぶポイントの①は積立期間です。
「つみたてNISA」は最長20年、
「NISA」は最長5年です。
「NISA」の5年の非課税期間を延長したい場合は、
「ロールオーバー」という手続きが必要になります。
この手続きをしないと、保有商品は課税口座に払い出されます。
手続きが面倒という場合は、
「つみたてNISA」の方がいいかもしれません。
2)年間投資上限額で選ぶ
ポイントの②は年間投資上限額です。
「つみたてNISA」は年間40万円、
「NISA」は年間120万円まで投資できます。
毎月コツコツ、無理のない範囲で積み立てたい場合は、
「つみたてNISA」がおススメ。
40万円じゃ足りないわ、と言う方は
「NISA」を選びましょう。
3)対象商品で選ぶ
ポイントの③は対象商品です。
「つみたてNISA」は、国が定めた基準を満たした投資信託
とされていて初心者でもはじめやすい商品を
あらかじめ選んでくれています。
投資なのでリスクはもちろんありますが、
国が薦めるラインナップから選べるというのは
安心感がありますよね。
一方「NISA」は、国内株式、海外株式、投資信託と
投資できる商品の幅が広いです。
投資は自己責任ですから、それを理解し、
自ら勉強して商品の特性等を判断できる場合は
「NISA」でも問題ないと思います。
「つみたてNISA」の対象商品
つみたてNISAの対象商品は、
長期・積立・分散投資に適した低コスト商品に
限定されています。

なぁんだ、それなら選ぶのも簡単ね

それがそうでもないのょ、maoちゃん。
だって、全部で152商品もあるの。。。

げろ。iDeCoより多いじゃない。どーやって選べっていうのよっ
その通りなんです。
例えば「野村インデックスファンド・JPX日経400」、
「野村インデックスファンド・日経225」、
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」、
「eMAXIS 先進国株式インデックス」、
「DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)」。
取りあえず152の中から5本あげて見ましたが、
あなたならどれを選びます?

きぃー、わかるわけないぢゃないっ!
アタシ、初心者なんだからっ(←しかも猫)

はい、maoちゃんの反応が正しい女子の反応です
(maoちゃんも一応、女子( *´艸`) )
せっかく国が選んでくれたって、152商品の中から
初心者が納得して選べるわけがないんです。
iDeCoと同じで、選択肢が多すぎなんです。
国、はっきり言って、全然優しくない!
でもね、ちゃんと選べる方法があるんです。
それを次の「初心者にこそ最適インデックス・ファンド」
でご紹介しま~す!

まぢで?

マジです。(*´ω`*)